今年は…!今年こそは…!と意気込む時期って、節目が多くないですか?
仕事で大きなプロジェクトを成功させる。ダイエットに挑戦する。断捨離する。様々だと思いますが、目標のためのマインド作りと実践方法をお伝えします。

大きな目標のためには、小さな成功が大切

『今年は○○が上手くなりたい!上達したい!』など、年単位の目標があるとして、その目標を達成するために苦しい毎日の鍛錬や練習に耐えよう!と考えていませんか?
大きな目的を達成するためには、日々の苦しさは代償であり、大きな喜びの対価として受けねばならない試練だと考えていませんか?
そして、その苦しみに耐えた者が大きな喜びを達成し、耐えられなかった者は当然として大きな喜びなど得られないと…
しかし皆さん、少し視点を変えてみて下さい!
大きな目標まで楽しいほうが、長続きすると思いませんか?
ハッとする人、そんなこと出来るわけないと思う人、いると思います。もちろん、練習中や鍛錬中はキツイこともあるかもしれません。いわゆる楽な方法で目標達成を勝ち取ることは出来ません。
今回のテーマで伝えたいことは、1日1日に小さな目標を立て、それを1日1日達成し、『今日、出来た』『今日も出来た』を積み重ねていくことが大切ということ。それを重ねていくうちにいつしか大きな目標にたどり着くということ。

小さな目標はどのように立てるか

『ピアノで〇〇が弾けるようになりたい』
・鍵盤の音と名前を一致させる
・和音を覚える
・今日は和音を加えて音を鳴らしてみる   など
『家の片付けがしたい(整理がしたい)』
・今日は小さなテーブルの上を片付ける
・広い部屋の片隅を片付ける
・今日は片付けのリストをチェックして確認できる用紙だけ作る    など
『ダイエットして痩せたい』
・今日の中で一回は階段を使う
・待ち時間の間、少しストレッチをしてみる
・間食をする時間、別のことをしてみる      など

そして、とても重要なことは、【毎日毎日、自分を認めること。褒めること。】先の記事でも書いたように「今日できた。」「今日も出来た。」と、しっかり1日1日思うことです。
たとえ、出来なかった日があったとしても「意識してた。頑張ってた私。」と認めてあげてください。

目標は、目で見ること  評価は耳で聞くこと

目標は、小さなメモ用紙でもいいので書いて、自分の見えるところに貼っておくのは効果的です。
頭で考えているだけでなく、目で見える情報として自分の脳が感じてくれます。
大きな目標に加え、1か月の目標などを紙に記して貼っておくとよいでしょう。
また、自分自身を評価するとき、実際声に出して言ってあげましょう。視覚情報と同じで、自分の耳が聞いて脳が感じてくれます。睡眠は記憶の定着を促してくれますが、1日の出来事を整理してくれる働きもあるので、夜ベッドに入り眠る前に褒めてあげると効果的です。『今日、私は偉かった。』『素晴らしかった。』『私は最高だった。』と。